概要
古くから来宮大明神と称して来宮の地に鎮座しています。
創建時期は、社伝によると和銅3(710)年に熱海湾で網に木の根が掛かる事が3度重なり、不思議に思った漁師が神像のようであったので近くの松の下に祀ったところ、その夜の夢に五十猛命が現れて「潮騒が耳障りである」との神託があり、現在地に遷祀して木の根を神体としたところから「木の宮」と称したと言われています。
漂着物を祀ったのに始まり、祭神を木の神・五十猛命とするなど、キノミヤ信仰が顕著に認められる神社で、奈良・平安期の征夷大将軍である坂上田村麻呂が戦勝を祈願し、分霊を東北地方をはじめ各地に鎮座させたという伝承もあります。
境内には、2,000年の樹齢にあやかって「一廻りすると1年寿命が延びる」と伝えられている第一大楠と、落雷によって幹の中身がほとんどなくなっている状態でもしっかりと青々とした葉を生い茂らせている第二大楠が鎮座しており、日本屈指のパワースポットとなっています。
御朱印
大鳥居から入り、本殿に向かって左手にある社務所にて御朱印をいただくことができます。
境内
鳥居 手水舎 稲荷社
三峰社 参道 御神水
本殿 弁財岩 弁財天
第一大楠 第二大楠
來宮神社
所在地 | 〒413-0034 静岡県熱海市西山町 43-1 |
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T E L | 0557-82-2241 |
交 通 | JR伊東線/来宮駅 徒歩5分 JR東海道新幹線・東海道線/熱海駅 徒歩18分 |
U R L | http://mishimataisha.or.jp/ |
開 創 | 和銅3(710)年 |
主祭神 | 日本武尊 五十猛命 大己貴命 |