概要
(1)上社
諏訪湖の南東にあり、下社に対して上流の位置にあたります。
本宮と前宮の二宮からなり、下社と異なり二宮は古くは本社・摂社という関係でした。
(2)前宮
本宮の南東約2kmの地に鎮座し、諏訪の祭祀の発祥地とされています。
かつて、御神体と同視される大祝(=現人神)の居館は神殿と尊称され、周辺は神原と呼ばれ、代々の大祝職位式のほか多くの祭事が行われるなど、大祝が祭政両権を有していたことから、当地は諏訪地方の政治の中心地でした。
江戸時代までは「前宮社」として上社境外摂社筆頭の社格を有して鎮座していましたが、明治以降は上社の前宮と定められました。上社の祭政一致時代の姿を色濃く残していることから、境内は「諏訪大社上社前宮神殿跡」として長野県の史跡に指定されています。
御朱印
大鳥居から入り、階段を登った右手にある社務所にて御朱印をいただくことができます。
境内
十間廊 内御玉殿 本殿
一之御柱 二之御柱 三之御柱
四之御柱 名水「水眼」
諏訪大社 上社前宮
所在地 | 〒391-0013 長野県茅野市宮川2030 |
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T E L | 0266-72-1606 |
交 通 | JR中央本線/茅野駅 徒歩15分 |
U R L | http://suwataisha.or.jp/maemiya.html |
開 創 | 不詳 |
主祭神 | 八坂刀売神 |