東急田園都市線は全線にわたって踏切が1つもないのが特徴です。
民間企業である東急が都市計画を策定して地元の有力者と協力し合いながら開発・整備してきた多摩田園都市の規模の大きさに改めて驚くばかりです。
東急田園都市線
東急田園都市線は、「渋谷~中央林間」間(31.5km)を結ぶ路線で、かつての路面電車の玉川線(玉電)を継承する代替路線として昭和52(1977)年に建設・開業された東急線初の地下鉄「新玉川線」(渋谷~二子玉川)と、先行開業していた田園都市線「大井町~二子玉川~つきみ野」のうち、昭和54(1979)年に「大井町~二子玉川」間を大井町線に、「二子玉川~つきみ野」間を田園都市線に運転路線を変更するとともに、新玉川線と田園都市線の直通運転を開始し、昭和59(1984)年に中央林間まで全通しました。2000年までは「新玉川線」区間は「田園都市線」と分けて呼称されていましたが、「わかりにくい」との声が大きく、「田園都市線」に統一されました。
現在、東京メトロ半蔵門線を経由して東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)まで相互直通運転を実施しているほか、大井町線については、一部が溝の口駅以西の田園都市線区間を延伸運転しています。
散歩コース
渋谷駅から中央林間駅方面へ、3回に分けて各駅の見どころに立ち寄りながら散歩しました。
その1 DT01_渋谷 ⇒ DT10_溝の口
主な見どころとして、目黒区・世田谷区には、緑地公園(世田谷公園・駒沢オリンピック公園など)や児童公園がとても充実していて、東京23区内でもこんなに新緑を堪能できるんだなぁと再認識することができました。
その2 DT11_梶が谷 ⇒ DT20_青葉台
主な見どころとして、多摩田園都市を横断する散歩コースで、区画整理された整然とした街並みが広がっている一方で、市が尾~藤が丘間の市街化調整区域の自然の広がりとのギャップもあって、街の表情として面白さを感じました。(やはり起伏が多いので、広い一戸建ても良いですが、個人的には年齢を重ねると住みづらいかもなぁという感想です…。駅前は便利なことが多いので、駅近マンションに住み替えすれば良いのかもしれませんね。)
その3 DT21_田奈 ⇒ DT27_中央林間
主な見どころとして、多摩田園都市の中心部から離れていくにつれて、少しずつ洗練さが希薄になり、畑が目立つ印象です。とはいえ、南町田の再開発によって、グランベリーパークを中心とした新しい街並みが目新しくもあり、これから素敵な街並みとして溶け込んでいくことを期待したいですね。
散歩アルバム
実際に歩いたルートをFacebookページのアルバムにて時系列で紹介しています。
右上の「f」(Facebookマーク)をクリックするとアルバムをご覧いただくことができます。