代々木公園に明治神宮など、緑豊かなこのエリアを散策するだけで心地よい良い気分になります。
概要
渋谷駅ハチ公口から公園通りを経由して代々木公園・表参道へ至る散歩コースです。
明治以来、のどかな武蔵野の自然が広がっていた原宿一帯は、大正時代の明治神宮建立、東京オリンピック開催などで急激に姿を変えました。
主な見どころ
東京都立代々木公園
明治以前は大名や旗本の下屋敷でしたが、戦前は代々木練兵場、戦後は米軍の宿舎敷地(ワシントンハイツ)、東京オリンピックの選手村を経て、昭和46(1971)年に代々木公園として開園しました。
明治神宮
大正9(1920)年に明治天皇・昭憲皇太后を祀る明治神宮が創建されました。広大な外苑・内苑の造営には全国から約10万本の木々が献木され、多くの寄付金が諸工事の費用のために寄せられました。スポーツを奨励した明治天皇の遺志を継ぎ、外苑や神宮周辺には秩父宮ラグビー場、神宮球場、国立競技場などの施設が建ち並んでいます。
同潤会アパート跡(表参道ヒルズ)
同潤会は、大正12(1923)年に発生した関東大震災の復興支援のために設立された団体で、同潤会アパートは大正時代末期から昭和時代初期にかけて東京・横浜の各地に建設した鉄筋コンクリート造の集合住宅の総称です。表参道の同潤会アパートは、青山アパートメントと呼ばれ、昭和2(1927)年に鉄筋コンクリート造3階建てアパートとして完成しました。その後、平成15(2003)年に解体され、現在は表参道ヒルズとなっています。