
目黒通りから一本入るだけで、緑深い街並みが続きます。
概要
伊皿子交差点から白金台を経由して目黒方面へ至る散歩コースです。
江戸時代から武家地や寺社地だった白金付近は緑の多い閑静な場所で、明治に入り、明治学院の煉瓦造りの校舎や旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)など洋風の建物が建ち並ぶようになりました。
主な見どころ
東京大学医科学研究所
大正3(1914)年まで22年間も細菌学者・北里柴三郎が所長を務めた伝染病研究所跡で、北里柴三郎はその後、私財で北里研究所を創設しています。
東京都庭園美術館
昭和8(1933)年に朝香宮鳩彦殿下と明治天皇第8皇女允子妃殿下の邸宅としてアール・デコ様式をふんだんに取り入れて建設された朝香宮邸は、その後、外務大臣公邸や東京都迎賓館などに利用されてきました。昭和58(1983)年に東京都庭園美術館として一般公開されるまでは「幻の建築」と呼ばれていました。平成7(1995)年に改修工事によりリニューアルされました。