駅周辺のごちゃごちゃっとした賑わいのある商店街が好きなんですが、京王線の高架化事業が進展すると殺風景な街並みに変わってしまうんじゃないかと少し心配です。
外観
下高井戸駅 ホーム全景
京王線ホームに隣接した一体型の駅ビル1階に世田谷線の改札・ホームがあります。
改札・ホーム内は駅ビルのすっきりとしたデザインでまとめられていて、赤レンガのレトロ調な佇まいの三軒茶屋駅とはこれまた異なる雰囲気です。
下高井戸駅 改札口
世田谷線では数少ない有人改札があり、改札口にて運賃支払いをします。
下高井戸駅 降車ホーム
到着時は降車ホーム側の全てのドアから下車します。降車ホームは自由通路として通行できます。
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見どころ
下高井戸シネマ
京王線下高井戸駅のすぐ近くの線路沿いにある老舗の映画館は、紆余曲折しながらもコアな映画ファンに愛される日本全国で有名な映画館の1つです。
オープン当初は、「京王下高井戸東映」という東映の封切館だったものの、建物の老朽化もあり、昭和55(1980)年に当時流行していた名画座へ転向して『下高井戸京王』に館名が変更されました。その後、建物をリニューアルしたものの、京王が映画興行から撤退したことから、昭和63(1988)年から現在の『下高井戸シネマ』という館名になりました。
時代が平成に変わって、シネコン・ブームやミニシアター・ブームの到来とともに、多くの名画座が次々と閉館していくなかで、『下高井戸シネマ』も同様に売上げの低迷から、平成10(1998)年に当時の経営母体が手を引くということになりました。このとき、地元の方々から存続を求める声があがり新会社を設立して、3月に閉館が決まっていたギリギリのタイミングで4月から新生『下高井戸シネマ』として再スタートしました。
現在、1,000名以上の会員がいる会員システムに支えられています。
年会費を払えば、入会・更新時に招待券がもらえるほか、全作品990円均一で鑑賞でき、さらにスタンプカードにスタンプが5個で招待券が1枚もらえます。