哲学堂公園が東洋大学創立者が私財で開園して寄付するなど、将来に遺る偉業を果たしているんですね。
概要
JR東中野駅から哲学堂公園を経由し、中野区立歴史民俗資料館付近へ至る散歩コースです。
東中野駅の北側にある寺町には、明治末期から大正初期にかけて浅草や四谷、牛込方面から移転した寺院が集まっています。
主な見どころ
萬昌院功運寺
萬昌院と功運寺という2つの寺が合わさった寺で、萬昌院は慶長9(1604)年に市ヶ谷に創建され牛込を経て大正3(1914)年に移転してきました。功運寺は慶長6(1601)年に江戸場外桜田に創建され三田を経て大正11(1922)年に移転して萬昌院と合併しました。作家・林芙美子氏の墓もあります。
中野区立哲学堂公園
明治37(1904)年に東洋大学創立者で哲学者の井上円了が私財を投じて建設に着手し開園しました。その後昭和19(1944)年に東京都に寄付され、さらに昭和50(1975)年に中野区に移管されて現在に至ります。