板橋が中山道の1番目の宿場町と知らなかったことに加えて、「板橋」という橋もあったことに驚きました。知らなさすぎ…。
概要
都電荒川線庚申塚駅付近から板橋本町駅へ至る散歩コースです。
江戸五街道の1つとして、江戸の日本橋から信州、木曽を通り京都へ向かう68次134里の中山道が整備され、板橋宿は第1の宿となりました。
主な見どころ
大正大学・さざえ堂
平成25(2013)年に完成した、すがも鴨台観音堂(通称:鴨台さざえ堂)は、二重らせん構造の斜路をもつ特異な建物で、江戸時代後期の東北~関東地方に見られた特異な建築様式の仏堂です。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)と言いますが、螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で「栄螺堂」、「さざえ堂」などと呼ばれています。
板橋
地名の由来となった石神井川にかかる橋で、記録によれば、約800年前の鎌倉時代から地名として使われています。現在の橋は昭和47(1972)年にコンクリート造で建造されましたが、これまで何度も架け直されてきました。
縁切榎
江戸時代、中山道沿いに植えられたこの榎を婿入り・嫁入りの行列が通ると不縁になるとの噂が広がり、「縁切榎」の名で知られるようになりました。