歴史で習った「国分寺」がかつてはとても大きな勢力を持っていたことがわかる旧跡も残っていて印象的でした。
概要
府中・大国魂神社から武蔵国分寺跡を経由してJR国分寺駅南口へ至る散歩コースです。
武蔵国分寺は、聖武天皇の詔によって各国の国府所在地に設置された僧寺(国分寺)と尼寺(国分尼寺)の1つで、380m四方の寺域に多くの建築物をもつ、全国の国分寺の中でも最大規模を誇ります。
主な見どころ
ケヤキ並木
永承6(1051)年の奥州征伐のあと、戦勝を記念して源頼義が大国魂神社の参道に奉納したケヤキ1,000本がはじまりといわれています。
武蔵国分寺跡
天平13(741)年の聖武天皇の詔勅により諸国に置かれた国分寺の1つで、莫大な費用と年月を投入して建立された全国でも最大規模を誇ります。国家の鎮護安泰を祈願する寺でしたが、分倍河原の合戦時に炎上、消滅しました。
国分寺
分倍河原の河川で焼失した武蔵国分寺は江戸初期から少しずつ復興が進み、享保18(1733)年ごろに建立された本堂は昭和62(1987)年に改築されました。