松尾芭蕉の草案跡があるエリアで、川と緑が印象的です。
概要
新大橋から清澄庭園方面へ至る散歩コースです。
小名木川に架かる萬年橋付近が江戸前期の俳人・松尾芭蕉の草庵跡です。また、清澄庭園は、豪商・紀伊國屋文左衛門の別邸跡で、深い木立に囲まれた広大な敷地が広がっています。
主な見どころ
江東区芭蕉記念館
昭和56(1981)年開館。芭蕉研究の大家・真鍋儀十翁らによって収集・寄贈された約2,000点の資料を所蔵しています。
萬年橋
南の永代橋に対して名付けられた萬年橋は江戸前期の架設。江戸時代、この橋からの富士山の眺めは格別で、葛飾北斎や歌川広重が錦絵を残しています。
都立清澄庭園
幕府御用達の材木商の紀伊國屋文左衛門の別邸跡。明治11(1878)年に三菱財閥の岩崎弥太郎が買収し、深川親睦園を造営しました。隅田川の水を引き、その干満により趣きが変化する回遊式築山泉水庭で、全国の奇岩珍岩が見事に配置されています。