地理と歴史の教科書で見た大森貝塚に行ってみました。「ホントにあるんだ!」と妙な感動を覚えました。
概要
京急立会川駅付近から大森貝塚・闇坂を経由して大田区立龍子記念館へ至る散歩コースです。
馬込・山王は、大正から昭和初期にかけてのどかな農村地区で、その風情に惹かれて尾崎士郎、川端康成、北原白秋など多くの文人が移り住み、馬込文士村と称されました。
主な見どころ
大井の水神
大井の村人たちが、この地より湧き出る水の恩恵に感謝して祠を寄進したのが始まりで、日照りが続くと境内に集まり、雨乞いを祈願する信仰行事が明示の頃まで続いていました。
大森貝塚
明治10(1877)年にアメリカの動物学者エドワード・S・モースは、東京大学で動物学を講義していましたが、学生とともに汽車の車窓から見えていた断層の調査を行い、縄文時代後期の土器・土偶・石器・遺骨・貝などを発掘しました。
萬福寺
建久3(1192)年に源頼朝の側近・梶原景時が創建し、のちに現在地に移されました。
墓地には景時の墓と伝えられる五輪塔があります。
大田区龍子記念館
大正・昭和期の日本画家・川端龍子が自身の作品を展示するために自宅前に設計・建造した個人美術館が、平成3(1991)年に大田区に寄贈されました。